2012年03月23日
妊娠中の旅 大丈夫なのか・・・
大丈夫・・・妊娠中の(遠出)旅・・・
小さい子供を連れて遠出をすると、授乳できる場所、おむつが換えられる場所を気にしなくてはならないし、公共の場で泣いたりすると「静かにさせなくちゃ」と焦ってしまうので何かと大変です。そのため、子供が生まれる前、つまり妊娠中にお出かけしておきたいと考える人も少なくないようです。誰が作った言葉なのか知りませんが、「マタ旅」という言葉も生まれ、妊娠中の旅行を勧める動きもあるようです。
「マタ旅」の注意点
妊婦健診をしていると、「今度旅行に行ってもいいですか」と妊婦さんに質問されることがしばしばあります。産婦人科医同士で話していると、医師もしくは助産師によって答え方にばらつきがあるようです。以前「医者のホンネ」という記事にも書きましたが、私自身が旅行好きということもあり、妊娠中だからといって旅行に行ってはいけないという指導は基本的にはしていません。
ただ、積極的に妊娠中の旅行を勧める風潮には少し抵抗を感じます。
「マタ旅」は商業的な理由で勧められていることが少なくありません。いわゆるマタニティ雑誌は商業誌ですから多くの雑誌や書籍と同様に「売れてなんぼ」なので、読者受けし、広告主が付きやすい紙面を作ることが求められます。その結果、読者が煙たがるような硬い内容や怖がるようなリスクに関する記事は敬遠され、ワクワクするような楽しい記事が誌面を賑わせるようになるのです(もちろん真面目な読者も多いですからためになる内容もあります)。
妊娠中に来てもらい、子供が生まれてから再訪してもらおうという考えもあってか、マタニティ雑誌に広告を出すレジャー施設もあるため、そこへ遊びに行くことを妨げるような記事は当然書かれません。結果として妊娠中に旅行することにリスクがあることが読者には伝わらないことになるのです。
小さい子供を連れて遠出をすると、授乳できる場所、おむつが換えられる場所を気にしなくてはならないし、公共の場で泣いたりすると「静かにさせなくちゃ」と焦ってしまうので何かと大変です。そのため、子供が生まれる前、つまり妊娠中にお出かけしておきたいと考える人も少なくないようです。誰が作った言葉なのか知りませんが、「マタ旅」という言葉も生まれ、妊娠中の旅行を勧める動きもあるようです。
「マタ旅」の注意点
妊婦健診をしていると、「今度旅行に行ってもいいですか」と妊婦さんに質問されることがしばしばあります。産婦人科医同士で話していると、医師もしくは助産師によって答え方にばらつきがあるようです。以前「医者のホンネ」という記事にも書きましたが、私自身が旅行好きということもあり、妊娠中だからといって旅行に行ってはいけないという指導は基本的にはしていません。
ただ、積極的に妊娠中の旅行を勧める風潮には少し抵抗を感じます。
「マタ旅」は商業的な理由で勧められていることが少なくありません。いわゆるマタニティ雑誌は商業誌ですから多くの雑誌や書籍と同様に「売れてなんぼ」なので、読者受けし、広告主が付きやすい紙面を作ることが求められます。その結果、読者が煙たがるような硬い内容や怖がるようなリスクに関する記事は敬遠され、ワクワクするような楽しい記事が誌面を賑わせるようになるのです(もちろん真面目な読者も多いですからためになる内容もあります)。
妊娠中に来てもらい、子供が生まれてから再訪してもらおうという考えもあってか、マタニティ雑誌に広告を出すレジャー施設もあるため、そこへ遊びに行くことを妨げるような記事は当然書かれません。結果として妊娠中に旅行することにリスクがあることが読者には伝わらないことになるのです。
Posted by ばらくん at 01:23│Comments(0)
│カラダ改善応援団